落ち込んだとき、さらに落ち込んでしまう「絶対にやってはいけないこと」と、元気になる、前向きになれる10つの方法をご紹介します!
毎日を過ごしていると楽しいことも嬉しいことがたくさんある一方で、頑張るからこそ落ち込むことも多くありますよね。
学校も仕事も恋愛も遊びも、全力でいられることはとても素敵なことです。
でも、一生懸命に頑張るほど、落ち込むこともたくさんあります。
どうしてうまくいかないんだろう。こんなに頑張っているのに。と辛さが重なるときもありますよね。
落ち込むということは本気で頑張っている証拠!
そんなときは「気持ちの切り替えが大切」と頭でわかっていても「じゃあ、具体的に何をすればいいの?」と対処法がわからない人も多い。
そんな人のために、落ち込んだときにやっていけない事と元気が出て前向きになれる方法10選をご紹介します!
ぜひいろいろ試してみてね。
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落ち込んだときにやっていけない事&元気になる「正しい」対処方法
方法1:信頼できる人に話す
自分一人ではどうしても解決できないくらい落ち込むこともある。
そんな時は、思い切って信頼のできる人に、自分が落ち込んでいる原因や悩みを話してみましょう。
実はこの「自分の心にあるマイナス、ネガティブな気持ちや思いを話す」というのはカウンセリングでも定番となっている解決方法。
そして、女性の方が「この誰かに話をする」という方法は、実用的かつ効果的!
女性は生物学上、「男性よりも言語能力が上」だとの研究結果があります。
理由は、はるか昔、男性が食料を狩りに出ている間、女性が周りの人々やコミュニティから孤立しないように順応するため、周りの人とのつながりで自分や子供、家庭を守ってきたためです。
※病気になったら助けてもらう、なにかあったときに助け合えるように
また、話すことで自分の気持ちや考えが整理され、話すとスッキリし前向きな気分になる心理作用もあります。
そして、元気が戻ったころに、聞いてくれた人に感謝をしましょう。その人も、あなたが元気になってきっと嬉しいはず!もしその人が落ち込んだ時は、あなたが話を聞いてあげてくださいね。
方法2:大きな声を出して笑う
人は笑うと、脳内に「β-エンドルフィン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンは、快楽物質とも呼ばれており、とても楽しく幸せな気分にしてくれる、楽しく生きていくうえで大切なホルモン。
また、お腹を使うほど大きな声を出して笑うことで、リラックス効果のある神経が集中している横隔膜が刺激されます。
思いっきり笑うことで「幸せになれるホルモンを出しながら、リラックスできる」ということです。
つまり!大声を出しながら笑うことで元気になる効果が2倍!
落ち込んでいるとき、笑うのは難しいかもしれませんが、友達と会ったり、お笑いを見たり、自分が声を出して笑えたことを思い出して試してみてね。
方法3:深呼吸をする
深呼吸は、「瞑想」「ヨガ」「リラクゼーション」など日本や世界中で取り入れられている、気持ちを落ち着かせるための定番、そして誰でもできる効果的な方法です。
深呼吸をするとき、人はお腹を使います。
これは、先ほどの大きな声で笑うときでもご紹介したとおり横隔膜を刺激します。
なので、リラックス効果のある神経神経が制激され気持ちが落ち着いてくるのです。
また、深呼吸で脳に酸素を十分に送ることで、集中力や思考力・記憶力の向上、疲労感の軽減など体のさまざまな面にいい影響を与えます。
睡眠の質が上がる、肉体疲労の回復効果がある、など、深呼吸は誰でも簡単にできるのに、驚くほどの効果が得られるのです。
だからこそ、「深呼吸」は世界中で認められているのです。
目安は最低3分、できれば10~15分ほど行いましょう。
深呼吸を毎日繰り返すことで、心が少しずつスッキリとしていくはずです。
方法4:音楽・映画・本・漫画などでおもいっきり泣く
感動した時の涙と、悔しくて落ち込んだ時の涙の成分が違うことを知っていましたか!
感動した時は、リラックス効果を高める副交感神経が働くため、水っぽい涙になる。
一方で、悔しくて泣くときは気分を高める交感神経が働くのでしょっぱい涙が出てくるんです。
人の体って本当に不思議ですね。
なので、辛いときは感動する涙を流しましょう。
音楽や映画に本、漫画で泣くと体を緊張から解放してくれます。
好きなだけ泣きじゃくった後、スッキリして元気になることってありませんか?
それはこういう理由からなんです。
こちらでは泣くのにおすすめな、歌詞が泣ける歌を紹介しています。
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方法5:目覚ましをかけずに寝る
人は「寝ている間に脳が情報を処理する」と言われています。
落ち込むことがあっても1度寝てしまえば、脳が落ち込んだ情報をきちんと処理してくれて、リセットしてくれるんです。
なので、元気がなくなったらとりあえず寝てみましょう。
おすすめは目覚ましをかけないで好きなだけ、寝たいだけ寝ること。
起きる時間が決まっていると、本能的に心が休まらないからです。
好きなだけ寝て、起きてみるとわかりますが、あんなに落ち込んでいた原因が、寝る前に比べて客観的に見れるようになるんです。
「なんであんなことで落ち込んでたんだろう?」「考えてもしかたないから忘れよう!」起きる頃にはきっとあなたの気持ちも前向きになっているはず。
方法6:思っていることを紙に書く
先ほどの人に話すと似ているようで、実は少し違います。
自分の中の情報や感情を文章にすることで、人はスッキリとした気持ちになります。
学校や仕事などで何かをメモすると、安心する気持ちになりませんか?
実はこの安心感というのは、「外に情報を出しておけば(紙に書く)、脳が覚えておかなくていいと安心する」という人間が持っている性質。
つまり、この性質を利用した方法で、
落ち込んだことがあっても、それを文章として書くことで脳が覚えておかなくていい情報だ、と認識してくれるのです。
忘れたいことがあったときは紙に書いてみてみよう。
方法7:健康的なものを食べる
食べることは人の生活からは切り離せません。それだけ大切な食事ですが、落ち込んだ時こそ健康的な食事が大事。
落ち込んだ時に甘いものを食べる人がいるかもしれまんが、エネルギーは補充できても元気になるという研究結果は実はありません。
落ち込んだとき元気になる手助けをしてくれる食べ物は「かぼちゃの種」「チアシード」「鮭」「ひよこ豆」「ほうれん草」など。
これらは鉄分やビタミンが豊富なので、気持ちを安定させてくれる効果があるんです。
しかも、かぼちゃの種は、甘いものを我慢するストレスも一緒に解消してくれるんだとか!
方法8:軽く体を動かす
落ち込むと、体を動かす元気さえなくなってしまいがちです。
でも、お散歩や森林浴など少しでいいので運動したり体を動かしてみてください。
少しでも体を動かすと、先ほどご紹介した快楽物質の「β-エンドルフィン」が分泌されます。
よくランニングをした人が「ランナーズハイ」と呼ばれる興奮状態になるのも、この「β-エンドルフィン」が大量に分泌されるからなんです。
おすすめなのが森林の中でお散歩をすること。
森林浴はリラックス効果があり、落ち込んでいる気分を向きにしてくれます。
普段の生活とは少し違い、緑に囲まれることで非日常的な気分も味わえ、より元気を分けてくれること間違えなしです。
方法9:太陽の光をたくさん浴びる
先ほど少しでも体を動かすという方法をご紹介しましたが、それでもやっぱり動く元気がない方は太陽の光を浴びてみてください。
まずは部屋のカーテンを開けて、太陽光を取り入れるだけ大丈夫!
人は太陽光を浴びると「セロトニン」と呼ばれる心を落ち着かせ爽やかな気分にしてくれる物質が分泌されます。
しかもこの「セロトニン」は夜になると「メラトニン」と呼ばれる睡眠ホルモンに代わるんです。
なので、太陽の光をたくさん浴びてセロトニンを分泌すれば自然と夜はぐっすり眠れてしまうんです。
森林や太陽など、自然の力を利用しましょう!
方法10:掃除をする
気分が落ち込んでいる時、ふと部屋を見渡すと部屋自体が散らかっている事、ありませんか?
「部屋の乱れは心の乱れ」と言われるくらい部屋と心は密接に関係しているんです。
人は落ち込んでいるとき、「どうしてこうなってしまったんだろう」と考え込んでしまいます。
そんなときこそ、黙々と掃除に集中して考えるスキを作らないのもひとつの方法です。
しかも、掃除をすることで散らかっていた部屋が綺麗に片付き、気持ちがスッキリとします。
この他にも、あえて考えなくて良い、考える暇がないような環境を作るのも、元気になるためには効果的な方法かもしれませんね。
いま、落ち込んでいる、この記事を読んでいる人のために、少しでも元気で前向きになってくれるように、すぐにできる元気になる方法をご紹介しました。
落ち込んでしまうのは、一生懸命頑張っている証拠でもあります。
自分で自分を褒めるという行為もいい影響を与えると言われているので、頑張っている自分をめいっぱい褒めてあげてください!