世界がときめくキュートな超実力派歌姫 アリアナ・グランデがニュー・アルバムをリリース!

2014年09月25日

――今回の来日、楽しんでいますか?
「ええ、とっても。日本が大好きなの」
――さて、「プロブレム」の大ヒットおめでとうございます。
「アリガトウ!!」
――あなたのこれまでのキャリアにおける最大のヒットとなったわけですが、現在の心境を教えてください。
「当然ながら、とても興奮しているわ。仰る通り私のこれまでのキャリア中で最大のヒットとなって、とても感謝しているの。正直言って、こんなにヒットするとは全然予想もしていなかった。あの曲で私と一緒に仕事をした人たち、私のチームの大勢が、こうなると私に告げてくれていたけれど、私は思ってもいなかった。ホントに思っていなかったの。曲自体は大好きだったけど、他のみんなほどの確信は持っていなかった。他の人たちの意見を信じて、チャレンジしてみて本当に良かったと思っている。おかげで多くの扉を開け放ってくれたと想うの。仕事以外の面でもそうだと思うの。ほら、私の考え方を変えてくれたというか――失敗するのが怖くてトライしなかったこともあったけど、今はもう怖くない。目から鱗の体験だった。凄くいい教訓になったわ(笑)」

――その曲にはラッパーのイギー・アゼリアがフィーチャーされています。彼女とは随分前からコラボしたいと望んでいたそうですが、一緒にやってみてどうでしたか?
「凄く良かったわ。彼女はあの曲で最高にキメてくれた。素晴らしいラップを加えてくれた。タイミングがピッタリだったというのも確かよね。彼女は今、最もホットな存在だから。リリースのタイミングもバッチリだった。『ファンシー』が大ヒットする以前から彼女には着目していたの。いい予感がしていたわ。デビューしたばかりの彼女とこんなに早く共演できたことも凄くラッキーだった。彼女はアメリカで大ブレイクを果たしているわ。凄くラッキーだった。不思議な力の為せる業よね。『今こそ、イギーと共演するべき』という気がしたの。本当に絶好のタイミングだった。凄く興奮しちゃったわ。タイミングのおかげよね」

――アーティストとして、また人間として、イギーのどういうところを気に入っていますか?
「アーティストとしては、彼女の怖れを知らないところ、自信を持っているところを尊敬するわ。堂々としていて、ガールパワーを凄く感じるの。同じ女性として、強く、勇気づけてくれる女性たちを見ると励まされるでしょ。そういう憧れよね。それにソングライターとしても優れているわ」
――彼女のパートは、あなたのパートのレコーディングが終わってから、あとから付け加えられたものですか?
「ええ、私とマックス(・マーティン)とサヴァン(・コテチャ)とでまず曲を書いて、後からイギーが彼女のパートを書いて、一緒に併せた感じかしら」

――デビュー作では主に90年代R&Bやモータウン的なヴァイブのサウンドが特長となっていましたが、新作での方向性はどうなりますか?
「前作ほどはレトロ調ではないわ。新しいことにも挑戦したかったので、実験的でもあるし、チャレンジもしている。もう少しポップになるわ。ええ、だから興奮しているの。デビュー作とまったく同じアルバムを作りたいとは思っていなかったわ。だってそんなの楽しくないし、もう一度やってしまっていることだから、何か新しいことにトライしてみたかったの。違うから凄くワクワクするの。凄く楽しみにしているわ。私にとっての新たな章の幕開けという感じかしら。新しい時代、新しい時勢。凄く興奮しているの。サウンドも凄く気に入っているわ」

――もう少しポップというのは、ポップ界のプロデューサーやライターを多く起用しているからですか?
「前作ほどレトロ調が入っていないの。とはいえ、私が主に影響を受けてきた音楽も勿論入っているわ。私らしさと、私のやっている音楽とが、違和感なく合体しているの。ただサウンド的には、90年代的な懐古調とは異なっている。でも、勿論、それは私らしさの一部でもあるから、そういう曲も入っているわ」



――ゼッドやライアン・テダーと仕事をされていますが、こういった今現在メインストリームの最前線で活躍している人たちとの仕事は、ある意味でチャンレジだったのでは?
「そうなの(笑)。凄く不安だったわ。これまでの人生で一度もEDM系の曲を歌ったことってなかったし…ええ、本当にただの一度もね。ところがゼッドの曲を聴いた途端、身体の芯を付かれたような感じがあったの。本当に大好き、絶対この曲にトライしてみたいと思ったの。私が思うには、もしも今ホイットニー・ヒューストンがこの曲を聴いたとしたら、20歳のホイットニーが聴いたとしたら、「これを歌いたい!」って言うと思うの。若いホイットニーがもしここにいたらね。そんなふうに思える曲なの。だから興奮したし、この曲に挑戦して、心底惚れてしまったわ。本当に大好き。このニュー・アルバムに関しても私が気に入っているのは、そういう点なの――最初は恐れていても、それに挑戦、そして最終的には上手く行く。ちょっと病み付きになりそうなくらいよ。もっと色々試してみたいと思っているの。ワクワクするわ」

――「ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ユア・ハート」という曲はワン・ダイレクションのハリー・スタイルズがペンを執っています。彼が他の人のために曲を書くとは、あまり知られていないように思うのですが。
「ええ、彼は素晴らしいソングライターよ。マックスとサヴァンと一緒にレコーディング・スタジオにいたら、ある日、彼が訪ねてきてくれたの。詳しい経緯は覚えてないけれど、『曲を書いてみる?』って訊いたら彼が『いいよ。ちょっとやってみようか』という感じで彼は曲を書き始めたの。驚いたわ。本当に驚いたわ。最初のヴァースを聴いて『わぁ、美しい』と思っていたら、その次のパートになって「うわっ、これはホントに美しいわ」と思っていたら、そのあとコーラスに入って、その時には文字通り泣き始めていたわ。本当にキレイな曲。すっかりその世界に呑み込まれていたの。本当に美しい曲。彼のソングライターとしての才能を知る人はまだ多くないかもしれないけれど、本当に美しい曲よ。私もこんなタイプの曲をこれまで歌ったことがなかったの。どう説明すれば良いのかしら……凄く美しいピアノ・バラードよ。優しくてシンプルで美しい。でも、ディープでもあるの。ええ、彼はとっても素晴らしいソングライターだわ」

――どういった内容を歌っていますか?
「破局の兆候を歌っている。自分以外の人が恋人にはいそうだと直感しているけれど、あまりにも深く愛しすぎていて、その事実まで受け入れてしまうという。我慢ならないけれど、全てを失うくらいなら、他の人がいても受け入れてしまう関係。胸が引き裂かれそうな話よね。本当に美しい曲よ。彼とはこの曲で一緒に仕事することができて、心から感謝しているわ」
――このアルバムのリリース後に、本格的なツアーを行なう予定はありますか?
「ええ、初の本格ツアーは来年の初め頃からスタートするわ。詳細はまだ決まっていないけれど、もう契約も締結したわ。だから実施するのは間違いない。少なくとも私の知る限りではね」

――世界を回りますか?
「ええ、アメリカだけじゃないわ。世界規模のツアーになるわ。もしかしたら日本からスタートするかもしれないかもね。ええ、可能性はかなり高いわ。詳細はまだ分からないけど、そういう計画を建てているところよ」
――どういうステージにしたいと考えていますか?
「素晴らしい内容にしたいわ。素晴らしいステージを披露したい。でも、まだ内容までは分からないかな。まだじっくり考える時間が持てていないの」

 

mso-hansi-font-family:Century">――他のアーティストによるステージで感激したことは?

mso-hansi-font-family:Century">「マドンナね。マドンナのステージは本当に最高。感激したわ。ブルーノ・マーズの最新ツアーも良かったわね。オールド・スクールな見せ方で、彼の歌声が素晴らしかった。バック・バンドも良いし、彼のフザケた風な立ち回りや人間性も大好き。でも、やはりマドンナが一番ね。彼女のコンサートには何度も行っているの。幼い頃から母親が連れて行ってくれたから本当にラッキーだった。彼女のほぼ全てのツアーを観てきたわ。唯一無二だわ」

 

mso-hansi-font-family:Century">――最近のアリアナは以前より踊ったり身体を動かしていることが多いようですね。

mso-hansi-font-family:Century">「そうなの、近頃はダンスが多くなっている。ファースト・アルバムの頃はまだ少し怖かったけど、子どもの頃にはダンスのレッスンもしていたわ。レッスンには行かなくなったけど、踊っているのは楽しいわ。大好きよ。私のダンスをからかう人も多いけど、いいの、私は楽しんでいるから」

 

mso-hansi-font-family:Century">――からかう人なんていないでしょ! さて、今ハマっているファッションやアクセサリーはありますか?

mso-hansi-font-family:Century">「そうね、60 Century">年代のファッションが大好き。アン・マーグレット、ナンシー・シナトラ……ほら、私もブーツが大好きでしょ。あと日によって気分次第かな。ギャルっぽい時もあれば、花柄の女の子っぽい服装の時もあるわ。ミニスカにヒールやブーツを合わせたりも。シンプルなジーンズにタンクトップ、それにヒールを併せて出掛けたりするわ。シンプルなスタイルが好みなの。あまり主張しすぎる服装よりもね……あ、でも、それって嘘かも。そういう服装の時もあるから……あ~ん、私のスタイルってよく分からない! Century">この質問って大嫌い。次の質問お願いするわ!」

 

mso-hansi-font-family:Century">――仕事に忙しい毎日だとは思うのですが、アリアナが恋人に求めるものとは? Century">理想の男性像は?

mso-hansi-font-family:Century">「理想の男性像? mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">う~ん、私を笑わせてくれる人。私を刺激して成長を促してくれる人。何でもワガママを聞いたり、おべっか使いをする人は嫌よ。人間的な成長を促してくれる人がいいの。本気でぶつかって、相手と一緒に成長できればと思う。何があろうと一緒に解決できるのだと信じられる人。そして私のことが大好きな人。あとキュートな訛りのある人がいいな(笑)。はい!ここまで!」

 

mso-hansi-font-family:Century">――新作に掛ける意気込み、聴きどころなどを含めて、日本のファンにメッセージを頂けますか。

mso-hansi-font-family:Century">「みんなも気に入ってくれることを願っているわ。日本のファンをとても愛しているの。みんな凄く遠慮がちで、とても優しく接してくれる。礼儀正しくて、思慮深くて。みんなにも気に入って欲しいの。ええ、きっと気に入ってもらえると私は思うわ。私に言えることはそれくらいかな。共感してもらって、悲しい曲を聴いて悲しい時を乗り切って、ハッピーな曲を聴いてもっとハッピーになって欲しい。みんなのことが大好きよ。また次回来日できることを楽しみにしているの。待ち遠しくてならないわ」

 

mso-hansi-font-family:Century">――アルバム全体のムードは……ハッピー、それとも悲しい?

mso-hansi-font-family:Century">「全てが入っているわ。20 Century">歳の普通の女の子……そのままの姿よね(笑)。世界のどこにでもいそうな。早い曲からスローな曲まであるし、大半がロマンチック。みんなに共感してもらえて、楽しんでもらえたらと願っている」

 

mso-hansi-font-family:Century">――特にお気に入りの曲はありますか?

mso-hansi-font-family:Century">「『ベスト・ミステイク』という曲。友人のビッグ・ショーンが参加してくれた。アルバム中で最も大好きな曲よ」

mso-hansi-font-family:Century">――その理由とは?

mso-hansi-font-family:Century">「頭にこびり付いて離れない曲なの。メランコリックな雰囲気よ。私は陰のある曲調が好みなの。頭から離れない、陰のある、奇妙な感じの曲が好き。その曲は、本当に頭から離れないタイプよ。同時に優しくてメランコリックでもあるの。それが一番のお気に入り。ショーンのラップも最高よ。彼の作った詩の中でも特に大好き。シンプルなメロディの曲で、キー・ウェインがプロデュースを手掛けている。本当に彼は素晴らしいわ。大ファンなの。個人的にもアルバム中で最もスペシャルな曲よ。耳にした途端に、大興奮しちゃった。本当に大好き」

 

mso-hansi-font-family:Century">――アルバム・タイトルに関しては?

mso-hansi-font-family:Century">「決まったわ。公表するのはこれが初めてよ。アルバム・タイトルは『マイ・エヴリシング』。今日公表してね。そしたら、これはあなたの特ダネになるでしょ(笑)」

 

mso-hansi-font-family:Century">取材/ Century">文:村上ひさし

 

NEW ALBUM

mso-hansi-font-family:Century">『マイ・エヴリシング』

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mso-hansi-font-family:Century">【デラックス・エディション】CD+DVD Century">:UICU-1254 \3,100+ Century">税

mso-hansi-font-family:Century">【通常盤】CD Century">:UICU-1255 \2,200+ Century">税

 

mso-hansi-font-family:Century"><CD Century">>

mso-hansi-font-family:Century">① mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">イントロ

mso-hansi-font-family:Century">② mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">プロブレム feat. Century;mso-hansi-font-family:Century">イギー・アゼリア

mso-hansi-font-family:Century">③ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ワン・ラスト・タイム 

mso-hansi-font-family:Century">④ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ホワイ・トライ

mso-hansi-font-family:Century">⑤ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ブレイク・フリー feat. Century;mso-hansi-font-family:Century">ゼッド

mso-hansi-font-family:Century">⑥ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ベスト・ミステイク feat. Century;mso-hansi-font-family:Century">ビッグ・ショーン

mso-hansi-font-family:Century">⑦ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ビー・マイ・ベイビー feat. Century;mso-hansi-font-family:Century">カシミア・キャット

mso-hansi-font-family:Century">⑧ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ブレイク・ユア・ハート・ライト・バック feat. Century;mso-hansi-font-family:Century">チャイルディッシュ・ガンビーノ

mso-hansi-font-family:Century">⑨ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ラヴ・ミー・ハーダー(by Century;mso-hansi-font-family:Century">アリアナ・グランデ&ザ・ウィークエンド)

mso-hansi-font-family:Century">⑩ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ジャスト・ア・リトル・ビット・オブ・ユア・ハート

mso-hansi-font-family:Century">⑪ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ハンズ・オン・ミー feat. Century;mso-hansi-font-family:Century">エイサップ・ファーグ

mso-hansi-font-family:Century">⑫ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">マイ・エヴリシング

mso-hansi-font-family:Century">⑬ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">バン・バン(by Century;mso-hansi-font-family:Century">ジェシー・J+アリアナ・グランデ+ニッキー・ミナージュ)

mso-hansi-font-family:Century">⑭ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">オンリー・ワン

mso-hansi-font-family:Century">⑮ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ユー・ドント・ノウ・ミー

mso-hansi-font-family:Century">⑯ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">キャディラック・ソング

mso-hansi-font-family:Century">⑰ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">トゥー・クロース

mso-hansi-font-family:Century">⑱ mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">ベイビー・アイ feat. Century;mso-hansi-font-family:Century">葉加瀬太郎(国内盤ボーナス・トラック)

 

mso-hansi-font-family:Century"><デラックス・エディションDVD Century">>

mso-hansi-font-family:Century">・プロブレム feat. Century">イギ―・アゼリア(ミュージック・ビデオ)

mso-hansi-font-family:Century">・プロブレム feat. Century">イギ―・アゼリア(リリック・ビデオ)

mso-hansi-font-family:Century">・オフィシャル・インタビュー(約7 Century">分/日本語字幕付)

 

mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century">アリアナ・グランデ 公式サイト

 

 

official photo by Jones Crow

アリアナ・グランデの過去記事

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