初音ミク イーハトーヴ交響曲で北京公演決まる

2015年04月06日

 日本発そして世界初のヴァーチャル・シンガー初音ミクが、冨田勲の最新作「イーハトーヴ交響曲」で北京公演を果たすことになった。

 
中国において、インターネット上ではすでに知られた存在となっているヴァーチャル・シンガー初音ミクだが、来る5月20日に北京のオーケストラであるEOS交響文献楽団との演奏を行い、合唱は、宮沢賢治の故郷、岩手のメンバーを中心とした日本の合唱団が担うという。

 
冨田勲は、70年代~80年代にかけて、シンセサイザーアーティストの先駆者として、米RCAから数々の革新的アルバムをリリースし、米ビルボード・クラシカルアルバムチャート連続第1位(1975年「展覧会の絵」、1976年「月の光」、1977年「惑星」)を獲得し、中でもアルバム「惑星」では全世界で250万枚を超えるセールスを記録し、「世界のTOMITA」として名を馳せている。

 
「イーハトーヴ交響曲」は、作曲家・冨田勲が、日本を代表する作家・宮沢賢治の世界を音で冨田勲が表現した交響曲。演奏には大オーケストラ・合唱団を要するとともに、ヴァーチャル・シンガー初音ミクをソリストとして起用。さらに初音ミクを開発したクリプトン・フューチャー・メディアの全面協力のもと、オーケストラが初音ミクの歌に合わせるのではなく、指揮者に合わせてミクの歌とCGモーションをすべてリアルタイムに演奏するという画期的なシステムを導入。2012年11月23日に東京オペラシティで行われた世界初演演奏会は大きな話題となった。
さらに、その後も全国各地で再演が繰り返され、初演の模様を収めたCDがクラシック音楽では異例の15,000枚を超えるセールスを記録するなど、ジャンルを飛び越えた新時代の音楽作品として人気を博している。
 
北京公演詳細
「2015相約北京芸術祭」特別イベント~「イーハトーヴ交響曲」北京公演
◇主催: 中華人民共和国文化部/国家新聞出版広電総局/北京市人民政府
◇共催: 株式会社ムーランプロモーション/中国対外文化集団公司/北京市文化局
◇後援:経済産業省/在中国日本国大使館/独立行政法人国際交流基金/中国日本商会/公益社団法人日本中国友好協会/日本中国文化交流協会/一般財団法人日中経済協会/一般社団法人日中協会/日本政府観光局(JNTO)/独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
◇制作協力:日本コロムビア株式会社/クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
 
◆「イーハトーヴ交響曲」北京公演
【日時】
2015年5月20日(水)①18:30開場/19:30開演
【会場】北京世紀劇院(1,700席)
【演奏曲目】
第一部:宇宙と音楽のシンフォニー
スター・ウォーズ
惑星より火星木星
ジャングル大帝~ジャングルの朝~動物たちのつどい
第二部:イーハトーヴ交響曲
冨田勲:イーハトーヴ交響曲
【出演】
〔指揮〕河合尚市〔オーケストラ〕EOS交響文献楽団〔ヴァーチャル・シンガー〕初音ミク
〔エレクトロニクス〕ことぶき光〔パーカッション〕梯郁夫〔ピアノ〕高橋ドレミ
〔合唱〕イーハトーヴシンガーズ
 
◆冨田勲×KAGAYA スペシャルトークショー
【日時】
2015年5月21日(木) 15:00~17:00
【会場】北京天文館プラネタリウム(200席)
【内容】
第一部:「銀河鉄道の夜」上映、冨田勲音楽放映
第二部:スペシャルトークショー
 
KAGAYA
1968年、日本埼玉県生まれ。豊富な天文知識と卓越したアートセンスで、宇宙と
神話の世界を描くアーティスト。絵画制作をコンピューター上で行う「デジタルペイ
ンティング」の世界的先駆者。「12星座シリーズ」は世界的に商品化された。2006
年に発表したCG全天映像作品「銀河鉄道の夜」が100館以上のプラネタリウムで
上映され大ヒット。以降全天映像作品の制作に注力、「スターリーテイルズ」など
の作品が世界的に上映される。2011年、水樹奈々のコンサートにおいて東京
ドームの天上に映像を投影する演出を手掛けた。2013年、オーチャードホールに
て開催された冨田勲コンサートでは壁面に映像を投影する演出を担当。一方で
星景写真家としても人気を博し、写真を投稿するTwitterのフォロワーは約12万
人。天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番は
Kagayayutaka (カガヤユタカ)と命名されている。
 
 

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