スマホが普及したと同時に日常で増えてきた「スクリーンショット」(スクショ)。
乗り換え案内や地図、気に入ったアプリやウェブの1ページなど、決まったボタンを押すだけでスマホの画面を画像として保存することができるとても便利な機能。
そして、スクリーンショットとは写真として保存ができる機能なので、
友達とのLINEのやりとりやSNS上の投稿を証拠として保存したり、周りの人たちに共有するために保存するということも増えてきている。
また、芸能人のやり取りがスクリーンショットで流出!そういう話題も増えてきている。
「スクリーンショットで撮った画像は信用できる」
そう認識している人もいることでしょう。
しかし、実はこのスクリーンショット。
パソコンを持っている人なら簡単に画像がねつ造できてしまうのだ。
プラグインなど一切使わなくても、ブラウザに付属してる開発者ツールでサイトのテキスト情報はいくらでも書き換えられるので、スクショは当てになりません。ご注意を。 pic.twitter.com/c046fdxwsy
— めんたいこさんが通る (@kickbase) 2016年10月22日
※これらはウェブサイトやSNSなどでしかできないため、全てのスクリーンショットがねつ造できるというわけではありません。
ウェブサイトやSNSでの投稿など、このように簡単にねつ造ができてしまう。
@kickbase ああっなるほど!いじったあとでスクショして「〇〇さんが過去にこんなこと呟いてたっ!!証拠あるよ!!」って捏造が出来るってことか!!!超怖い!!!!!
— けもしー@オタ成分枯渇 (@n2yako) 2016年10月22日
「SNSで○○がこんな発言をしてる!」
アーティストの○○がこんなこと言ってた!
友達の○○が△△の悪口を言ってた!
そんな嘘やデマが広がってしまう、そんな危険性が十分にあるのだ。
実は
さらに他の手法でも簡単に画像をねつ造できる。
@kickbase スマホのスクショも、
— lemonDm7←@まいなー (@lemonDm7) 2016年10月22日
①貶めたい人の画面スクショする
②関係ない鍵垢で誹謗中傷呟く
③↑のツイートスクショ
④アプリで合成
こんなかんじでもはやスマホだけでも簡単に捏造できますしねー
このように、スクショは簡単にいじることができるのだ。
もしも、スクショで撮られた画像が回ってきても、
「スクショだからこれは証拠だ!」
そんなふうに決めつけずに、嘘か本当かしっかりと自分の目で見極めてほしい。
これは僕が特段すごい技術を持っているわけではなく、開発者ツールはWeb系の開発者なら日常的に使うツールです。
— めんたいこさんが通る (@kickbase) 2016年10月22日
なので変なスクショが回ってきたら面白半分でRTする前に「元のURLを見に行ってみる」と良いでしょう。
めんどうですけど、誰かの悪意あるいたずらかも知れないので。