※「MC」2024年1月25日発行(第1228号)『FREEDOM』リリース時の特集記事を再掲載しています。
──『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』主題歌「FREEDOM」のリリースおめでとうございます。まずは率直な感想をお願いします。
「約20年の年月を経て、ようやく劇場版の作品の公開と主題歌を皆様にお届けすることができて、嬉しさと同時にやっと肩の荷を下ろせると少しほっとした気持ちです」
──劇場版公開が正式発表されてから、主題歌には西川さんを望む声が多くあったかと思います。そういった周囲からの期待は感じましたか?
「感じていましたし、僕自身も強くそれを希望していました」
──主題歌が発表されてからの反響はいかがでしたか?
「発表当日の反響の大きさに正直驚きました。
なかでも今回の楽曲制作の布陣への反響が特に大きかったと思います」
──今作は小室哲哉さんが作詞・作曲・プロデュースを担当。小室さんとは初タッグですが、小室さんにお願いをした経緯を教えてください。
「機動戦士ガンダム40周年プロジェクトに参加した際に、数多のガンダム関連の楽曲を耳にすることができました。
その際に、LUNA SEAがカバーした「BEYOND THE TIME ～メビウスの宇宙を越えて～」を耳にし強く印象に残っていました。
そんな中、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の制作にあたり昭和・平成・令和を繋ぐガンダムの歴史への思いを、この楽曲に込めたいと小室さんにお願いしました」
──楽曲制作の過程で、大変だったことはありますか?
「デモの制作時期が主演のミュージカルの稽古期間と重なりコンディションもスケジュールも調整が本当に大変でした」
──レコーディングで、意識したことを教えてください。
「既に強いメッセージ性のあるテーマの作品なので、なるべくストレートに歌うことを心掛けました」
──最近、個人的にハマっていることがあれば、教えてください。
「引っ越しをしてまた1からインテリアをデザインしたりレイアウトしたりするのにハマっています」
──2024年はどんな1年にしたいですか?
「昨年は、2本の舞台を連続して行うなど音楽以外の活動が1年の多くを占めてしまったので、今年は「FREEDOM」のリリースを皮切りに西川貴教としての音楽活動を中心に頑張りたいと思います」
──最後に、読者へメッセージをお願いします。
「本当に随分お待たせしましたが、この作品を待ち望んでくれた皆さん、そして新たに興味を持って下さった皆さん、全ての皆さんに届くよう全身全霊で頑張りますので応援よろしくお願いします!」
