過去のインタビューで見つけた大原櫻子の素顔!女優と歌手という2つの顔を持つ女性

2017年03月16日

歌手と女優、2つの顔を持ちながらも、芸能界デビューのきっかけは習い事のダンス発表会でスカウトされた、と異色の経歴を持つ女性歌手「大原櫻子」。
 
女優になるためにアイドルや歌手になった、小さいころ子役をやっていて俳優だけど歌手になりたい。
テレビでそう本音を漏らす芸能人は数多い。
 
しかし、現実は厳しくアイドルから女優に転身してもうまくヒットしない人も多いなか、
大原櫻子は見事に女優と歌手という2つのジャンルを行き来し成功している数少ないアーティスト!
 
そんな大原櫻子に対しミューズクリップでは、
2014年デビュー当時から現在までの間で、大原櫻子の素顔に迫るインタビューを6回も実施しました。

そこで!
今回のウェブ限定ミューズクリップ特集では、
いままで雑誌ミューズクリップでしか読めなかったインタビュー記事の中から、ファンなら知っておきたい大原櫻子の素顔や性格に日常、あまり知られていなかったプライベートエピソードを特別公開!

―― →インタビュアーの質問
「」→大原櫻子のコメント


過去のインタビューで見つけた大原櫻子の素顔!女優と歌手という2つの顔を持つ女性


2014年 映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」とシングル「サンキュー。」で映画&歌手デビュー!

 


―― ついにデビューシングルが発売されますね。
 
「“やっと出せる!”というのが素直な感想です。映画に出演したときもスタート地点に立ったと言っていたんですが、今がまさに大原櫻子として最初の1歩だと思っているんです」
 

―― 歌詞で共感したところはどんなところでしたか?
 
「“名もなき言葉に負けそうになるんだ”というフレーズです。ツイッターやSNSが普及している今だからこそ、すごく簡単に相手を傷つける言葉が溢れていますよね。でも、逆にSNSはどんなに離れていてもつながっているような感覚を持つことができるメリットもあるんです。その両面をしっかりと歌詞で歌っているので、きっと多くの人に共感してもらえると思うんです」
 

―― 櫻子さんをみていると、すごく元気になるという人が多いと思うんです。でも、その元気の中には、熱い信念があるように感じるんですが、いかがですか?
 
「あはは。基本的にすごく熱いし、負けず嫌いですね」
 

―― ド根性タイプですね(笑)。
 
「はい!根性は誰にも負けないと思います (笑)。小さな頃から、習い事は誰にも負けたくなかったので、家で必死に練習していました。でも、芸能活動を始めて、今あらためて思うのは、すべてが勝ち負けでは決まらないということ。これからは自分ができる限り頑張ることを前提として、優しい気持ちを持つことが大事だと思うようになりました」

「サンキュー。」
 
 

「サンキュー。」で大原櫻子としてデビューしてから1年。いろいろなことを学んだ1年間だった!

 


―― 櫻子さんは、気持ちがすごくわかりやすそうですよね。例えば、好きな人に対して、当たって砕けそうに見えて、実は行動を起こせないとか……。
 
「えぇ~~!!なんで分かるんですか!?」
 

―― あはは。きっと、聴いている人たちもその明るくてポジティブな素顔は伝わっていると思いますよ。それにしても、この1年で、心境の変化がかなりあったのではないですか?
 
「ありましたね。デビューしてからすぐに横浜アリーナで歌えたことや、ミュージックステーションに出演させてもらえたことは本当にありがたい反面、すごいプレッシャーだったんですよ。でも、私自身、その緊張感が嫌いではないんです。もちろん、ちゃんと準備していないと不安で逃げ出したくなることもありますが、その分、メンタルが鍛えられましたね」
 

―― その“準備”はこの1年間でだいぶ上手にできるようになりましたか?
 
「少しずつ、できるようになりました。今は時間が空けば公園で練習するようになったんです。何も持たずにふらっと公園に行き、人が少ないところで歌うんですよ」
 

―― すごい度胸ですね!
 
「いえいえ、誰もいないところを狙うので(笑)。空の下で歌うと開放感があってすごく気持ちが良いんです。スタジオやこもった場所で練習をすると、心もこもってしまうんですよね」
 

―― なんだか野生児のような…。
 
「あはは!よく言われます(笑)。山登りも好きですし、とにかくアクティブに過ごすのが大好きなんですよ。貴重な休みも、ジムに行きたくなっちゃって、両親に怒られました。“少しは休みなさい!”って(笑)。でも、その教えは間違ってなくて、体を酷使しすぎて体調を崩してしまったんです。それではすべてのことが本末転倒。いまは、体をちゃんと休めて、マイペースに過ごすことが大事だと学びました」
 
「瞳」
 
 

フジテレビ月9ドラマ「恋仲」に出演しながら歌手活動!遊ぶ暇がないほど多忙だったみたい。

 

 
―― 以前、インタビューでは、「亀田誠治さんは、なぜか私のことをなんでもわかってくれている」と言っていましたね。新曲もそんな亀田さんの作詞作曲ですが、歌詞の部分で自分とどんなところがリンクしましたか?
 
「ラストのサビの「大切なものはカタチじゃない」というフレーズです。これは私が普段様々な時に感じる考え方なので」
 

―― これまでの夏の印象的な思い出を教えてください。
 
「沖縄へ家族旅行に行ったことかな。別人かと思うくらい真っ黒になって帰りました(笑)」
 

―― この夏、プライベートな時間は少ないと思いますが、もし時間ができるならしたいことを教えてください。
 
「姉と花火大会に行きたいですね。あとは、友達と海に行ってBBQもしたい!」

「真夏の太陽」
 
 

今までの元気っこイメージを覆す、大人な大原櫻子を初披露!

 

 
―― 「キミを忘れないよ」を最初に聴いた時の印象を教えてください。
 
「ピュアでストレートなフレーズと、大人っぽいフレーズがあり、これまでにない歌だなと感じました。壮大かつ、切ない感じは大原櫻子として歌ってきた中で初めてです」
 

―― 歌詞には“おひさまみたいな女の子”とありますが、どんな女の子を想像して歌いましたか?
 
「いつも私を笑顔にしてくれる親友です。彼女はいつも私を笑顔にしてくれるんです。といっても、“笑わせる”のではなくて、気がつくと側に居てくれる、さりげない優しさを持った女の子なんです」
 

―― まるでまるちゃんとたまちゃんのようですね。『ちびまる子ちゃん』はよく見ていましたか?
 
「ほぼ毎週姉と観ていましたね。今でも観たりしています。野口さんのネタがでてきては、いつも姉と笑っています」
 

―― ちなみに、大原さんはどんな小学生でしたか?
 
「走り回るワンパクな少女でした。よく喋るので父から“うるさくらこ”と呼ばれていました(笑)」
 

「キミを忘れないよ」

 

 

2016年も女優、歌手として活躍中の大原櫻子!大人への成長をとくに感じさせてきたのが2016年!

 


―― 櫻子さんのなかで、どんなアルバム(V (ビバ))にしたいという未来予想図は描けていましたか?
 
「はい。自分を見つめなおしたからこそ、あらためてスタートとなる作品を作りたいと思いました。しっとりと聴かせる曲もあれば、楽しく一緒に歌えるような曲、さらに大人っぽいフラットな曲や、ずば抜けて明るい曲など…。いろんな表情が出せるアルバムになれたらいいなと思っていました」
 

―― 実際に完成してみて、いかがですか?
 
「すごく挑戦に満ちた1枚になりました。私の推し曲は「サイン」。実はこの曲、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の直後にできた、ずっと温めていた曲だったんです。最初にこの曲を聴いたときに、描写や景色などが曲中の主人公の感情を表しているように感じて、ものすごく大人っぽい曲だと思っていたんですね。でも、メロディラインが自分の声に合うと思っていたので、ライブで是非歌ってみたいと思っていたんです」
 

―― この曲は他の曲と違って、聴き手に余白を与えるような歌詞ですよね。
 
「そうなんです。自分が見ている景色がどう映るのかは人それぞれ。そんなことを描いているこの曲は、アプローチの仕方が大人っぽいなって思いました」
 

「大好き」
 
 

親友「広瀬すず」主演の映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」に出演するだけでなく、主題歌&挿入歌も歌うなど活躍が止まらない!

 


―― 「ひらり」を最初に聴いたときにどんなことを感じましたか?
 
「母校に咲いていた桜の木を思い出しました。ストレートな歌詞と静かに始まり壮大に盛り上がるサビを聴いて、初心を改めて振り返れた気がしました」
 

―― 映画に出演もされていますが、出演する映画主題歌を歌うことで感じたことを教えて下さい。
 
「親友の広瀬すずさんの映画ということもあり、これまでにないドキドキを実感しました。聴いて下さる皆さんはもちろん、彼女にも共感してくれるフレーズがあったらいいなと思います」
 

―― この曲は物語のなかですごく歌詞が鍵になると感じました。 歌詞からどんな想いを感じましたか?
 
「作詞家のいしわたり淳治さんと何度もやり取りしました。そして広瀬すずさんと直接電話をして、映画の主人公の気持ちを探りました。青春の時に感じた生々しい想いや思い出が込められていると思います」
 

―― この曲を聴いて、どんなことを思ってもらえたら嬉しいですか?
 
「何かにつまずいたりした時、聴いて頂いて無心に進んでいる青 春を思い出して、元気になって欲しいです」
 

―― 今はとても忙しいと思うのですが、この春、プライベートでしたいことを教えて下さい。
 
「少し暖かくなったら、お花見に行きたいですね。櫻子という名前にも関わらずやったことがないんです。今年は絶対に実現させたいですね!」
 

「ひらり」
 

※過去6回にわたって実施したインタビューから、大原櫻子の素顔やエピソードを厳選したため、インタビュー全文は掲載しておりません。
ご了承ください。
 
 

 

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